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12:22

十数年前、ある組み込み系プログラマから聞いた話。なんでも彼が制御プログラムを書いた工場用ロボットの初お披露目の会に開発担当者として呼ばれたそうな。彼自身はなんとか出席せずにすむように画策したらしいが、努力も虚しく出席するはめになったと。
「あのですね。工場関係の偉い人たちと一緒にヘルメットを被って、工場のそのロボットの前で式典なんかをやるんですよ。それで、ロボットを実際に動かして、みんなで拍手とかするわけですよね。お偉いさん達はうれしそうに笑ってましたけど、私は生きた心地がしませんでしたよ。
 なにせ目の前でロボットの鋼鉄のでっかい腕がブンブン動いているんですよ。しかも、そのプログラムを書いたのは私なんですから。もしもどこか一カ所でもまちがっていたら、腕が動く半径が数メートルずれたとか、右に動くはずが左に動いたとか、全員鋼鉄の腕につぶされてあの世行きですよ。
 そりゃ、テストはやってますよ、テストは。でも、どんなにテストしたって安心なんかできませんよ。あんなところにプログラマを呼んだりしちゃいけませんよ。まちがってます。ええ、まちがってますよ。」

当時は笑って聞いていたけど、最近笑えなくなってきている。自動車をはじめとして、身近にプログラムで制御される機械がどんどん増えているし、誰かの書いたプログラムのバグで死ぬ可能性は増える一方だ。怖い世の中になったもんだなぁ。

自分のプログラムは怖い - Talpa memorandum (via petapeta)

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