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13:03

世の中にクソゲーと呼ばれるゲームは数あれど、
1982年にアタリ社から発売されたE.T.(Atari2600)の右に並ぶものはありません。
このゲームの前では、クソゲーの帝王と呼ばれたデスクリムゾンですら裸足で逃げ出すことでしょう。

E.T.といえば、スティーヴン・スピルバーグ監督が生み出した超有名映画です。
その作品をゲーム化したものが、このAtari2600のE.T.です。

このゲームがいかにクソであるかを言葉で伝えることは難しいので、
実際に映像をご覧いただだくことをオススメします。
You Tubeで、”E.T. アタリ2600”などで検索してみると良いでしょう。
以下は、映像を見たという前提で話を進めさせていただきます。

筆者が最初にこのゲーム映像を見た時の感想は、「はぁ!?」でした。
正直、何をしているのかさっぱりわかりませんよね?
色々調べて見たところ、主人公である異星人E.T.を操り、通信機の部品を探し出し、組み立て、
最終的に故郷に帰ることを目的とした内容らしいです。
ただ、映像からはそれがほとんど理解できませんけど。

何故こんなひどいゲームが生まれてしまったのでしょう?
その理由は、E.T.の前に発売された、
Atari2600版のスペースインベーダーやパックマンにあると言われています。
スペースインベーダーやパックマンと言えば、アーケードで人気を博していた大ヒットタイトルです。
しかし、このAtari2600版は、ゲームとしてのデキ(移植具合)は決して良いものではありませんでした。
にも関わらず、アーケードの人気作が家庭でも遊べるとあって、Atari2600版も高い売上げを記録しました。
特にパックマンのヒットは、アタリ社の手抜きソフト開発体制に拍車をかけたと言われています。
原作人気にあやかって手抜きソフトを発売してしまうというという傾向は、
日本のキャラゲー市場のダメ具合にも通ずるところがありそうです。

手抜きソフトでも売れるという旨みを知ってしまったアタリは、E.T.でも大いなる手抜きに走ります。
開発期間はわずか6週間という、あまりにもひどい突貫工事が行なわれたのです。
しかも、E.T.の版権料は約2500万ドルにも上ったため、
この手抜きソフトを500万本(400万や600万という説もあり)も製造することになったのです。
しかし、当時大ヒットしていた映画版のおかげで、
何とこのクソゲーが150万本も売れてしまったのです。
まあ、350万本も在庫があるわけですが…。
ちなみに、この大量の在庫は、市内の埋立地に廃棄処分されたという都市伝説があります。

こういったソフトの粗製濫造が、
アタリショック(ビデオゲームショック)を引き起こした一因だったのです。
まあ、そのクソゲーを乱造していたのはハードメーカーのアタリなのですから、何とも愚かなものですが。

ゲームメーカーの失敗例 ブランド過信編 (via petapeta)

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Schweinderl